■免疫介在性溶血性貧血(IMHA)

体を守る免疫機構が異常になり、免疫成分の一つである抗体が血液の成分である赤血球を破壊し、その結果貧血を起こしてしまう病気です。

犬では自己免疫によるものが多く、ネコでは白血病ウイルスなどが原因でおこることが知られています。重篤な場合は死亡率が高く肺動脈血栓塞栓症やDIC(播種性血管内凝固症候群)などを併発してしまうと命を落とす可能性があるため早期の診断治療が必要となります。

症  状
:この病気の臨床症状は急性貧血に伴うもので、突然食欲がない・元気がない呼吸が早く苦しそう・歯茎が白い・嘔吐。下痢など症状は様々あります。
好発犬種
:ミニチュアダックスフンド、マルチーズ、プードル、コッカースパニエル、オールド・イングリッシュ・シープドッグ、
アイリッシュ・セッターなどに多い。
治  療
:副腎皮質ホルモン剤と免疫抑制剤を投与します。
難治性の場合は治療反応に数ヶ月かかることもあるため、輸血や脾臓の摘出を行う場合もあります。