■骨折

トイ犬種(トイ・プードル、パピヨン、チワワ)など骨格の細い犬種の子が落下の際に前肢(橈骨・尺骨)を骨折する例が多くみられます。
骨折の整復には、骨折部位や折れ方により適切な固定方法を選択します。骨が治癒するまでには平均で2~3ヶ月かかりますので、この間は折れた骨が動かないように固定を行います。

症例1
橈骨骨折をプレートにて固定したチワワ
イスから落下したため来院。
前足(橈骨)骨折は体重がかかるためプレートにて固定を行い無事歩行可能になりました。

落下にて前足を骨折

骨折部位をプレートにて固定

症例2
ピンにて脛骨骨折の整復を行ったMIX猫
交通事故にて来院。後ろ足(脛骨)を骨折していたため髄内にピンを挿入することで整復を行い無事歩行可能になりました。

交通事故で後ろ足を骨折

骨折部位をピンにて固定

症例3
ピンにて中足骨骨折の整復を行ったMIX猫
交通事故にて来院。後ろ足の甲(中足骨)を骨折していたため髄内にピンを挿入することで整復を行い無事歩行可能になりました。
手術前レントゲン:3か所骨折しているためピンによる固定が必要です。

術中所見
骨折部位の髄内にピンを挿入しています。
猫の骨はとても細くピンの挿入をより慎重に行います。

3本骨折しているため3本ピンを挿入して無事整復終了です。

術後レントゲン