特殊検査
■特殊検査
当院ではホルモン検査などの特殊検査も院内で行うことが可能です。
通常、ホルモン検査は検査センターにて検査を行う為、検査結果がでるまで日数がかかりますが、当院では診察時に結果がでるため早急に診断・治療が可能となります。
s■甲状腺ホルモン検査
甲状腺機能亢進症、甲状腺機能低下症の診断が可能です。
甲状腺機能亢進症:高齢猫での発症が多く、食べても痩せる・夜泣きがひどい・嘔吐などの症状がみられ症状が進行すると食欲不振・失明・昏睡状態になります。
甲状腺機能低下症:犬で多く発症年齢は若齢から高齢まで様々です。寝ることが多くなった・肥満気味・皮膚病が治らないなど症状は様々ですが突然痙攣を起こし命にかかわることがあります。
■コルチゾール検査
副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)、副腎皮質機能低下症(アジソン病)の診断が可能です。
副腎皮質機能亢進症:高齢犬での発症が多く、多飲多尿・腹囲膨満・皮膚病が治らない。糖尿病や膵炎を発症する危険性の高い病気のため早期発見・早期治療が必要となります。
副腎皮質機能低下症:犬で多く年齢は若齢から高齢まで様々です。食欲不振・元気消失・嘔吐・下痢など症状は様々です・症状が現れた際は状態が悪く緊急治療が必要となります。
■CRP検査
犬では白血球の上昇がみられなくても炎症が起きていることが多いです。
細菌感染、外傷、自己免疫疾患等において非特異的に上昇するため、炎症疾患のスクリーニング検査に用います。
■総胆汁酸検査
血液検査で肝臓の数値が高い際に総胆汁酸検査を行うことにより門脈シャント、肝疾患の診断に用いることができます。
■内視鏡検査
内視鏡を用いることで鼻腔、口腔、咽喉頭、食道、胃、小腸、大腸の炎症や腫瘍病変を発見することができます。また小さな異物であれば開腹しないで摘出することが可能です。

食道

胃